毎年、暑い季節になると
日焼け止め、SPFとPAどれぐらいがいいの！？
値が高ければ高い方がいいの！？
とお客様に質問されることが多くなります。
詳しくご説明したいと思います！
まずは、紫外線の種類について。
紫外線の種類によってお肌に及ぼす影響も異なります。
3種類の紫外線
UVA紫外線A波
このUVAは波長が長く、お肌の弾力や張りを保っている
お肌の奥にある真皮層というところまで届き、
コラーゲンやエラスチンを破壊し、たるみやしわ等の
肌トラブルを起こしてしまします。
この真皮層は、化粧品等が浸透できない場所で
普段のお手入れでは回復できない場所なので
このUVAを防ぐことはとても大切です。
UVB紫外線B波
このUVBは、皆様が日焼けして黒くなった！という
現象を起こしている紫外線です。
この紫外線は短波で皮膚の表面の表皮までしか届きません。
しかし、この表皮にはメラニン色素があり、
このメラニン色素を刺激することにより日焼けし、
シミ・そばかす等のトラブルの原因となってしまいます。
このUVBは、夏だけの紫外線と思われがちですが、
5月ごろから増え12月が一番少ないと言われていますが、
その時期でもピーク時の半分ぐらいなので、
やはり年中紫外線対策をする必要があります。
UVC
このUVCは、今まではオゾン層がすべて吸収してくれていたのですが、
近年、オゾン層の破壊により、地上まで達するのではないかと危惧されています。
SPFとは！？
SPFは、『Sun Protection Factor』の略です。
3種類の紫外線の一つ、UVB（紫外線B波）を防止する効果があります。
SPFの表記には、SPFの後に数字が書かれています。
この数字は、
日が当たってから赤くなるまでの時間をどれぐらい延ばせるか
を数値化しています。
個人差はありますが、大体15分から20分で赤くなるとされています。
たとえば、SPF３０の場合は、
20分×SPF30＝600分＝10時間
も効果があるということになります。
ただ、これは、1平方センチメートル当たり2mgずつ皮膚に塗った場合で
相当、厚塗りにしなければなりません。
PAとは！？
PAはProtection Grade of UVAの略で
UVAを防止する役割があります。
このPAの強さの表記は、＋、＋＋、＋＋＋、＋＋＋＋
＋が多いほど、防止力が高くなります。
日焼け止めの選び方
先述した通り、紫外線は年中降り注いでいるので
年中日焼け止めををつけ、紫外線による
しわ、たるみ、しみ等のトラブルを防止しなければなりません。
しかし、SPF、PAが高ければ高いほど、
紫外線吸収剤が入っていたり、刺激が強く、
お肌を痛めてしまう恐れがあります。
その為、季節や、お出かけ先の環境によって
日焼け止めの種類を変えてあげるのがおすすめです。
例えば、冬のお買いものに出かける場合
家から駅まで歩く以外は建物の中だけだと、
SPF１５～３０、PA＋＋
ぐらいをしっかりつける。
夏の暑い時に、海に遊びに行くときは、
SPF５０、PA＋＋＋＋
をしっかりつける。
このように、シーン別で変えて行きましょう！
また、高ければ高い方がいいわけではなく、
何度も塗り替えることをおススメします。
お化粧をして塗り足せない場合は
スプレータイプの日焼け止めもおススメですよ！
どのように塗るのがいいの！？
まず、第一に、
乾燥している肌は焼けやすい！
ということを覚えておいてくださいね。
魚を焼くのを想像してもらえるとわかりやすいのですが、
生魚よりも、干物の方がやけるのが早いですよね笑
お肌も水分をたっぷり含んでいる方が日焼けしにくいですし、
日焼け止めによる乾燥もしにくくなります。
ですので、日焼け止めを塗る前は、しっかりと保湿し
肌が潤っている状態で日焼け止めを塗りましょう。
また、日焼け止めを塗ってすぐに効果が現れるわけではありません。
日焼け止めを塗って15分～30分後に外出するぐらいにしましょう。
今年もしっかり紫外線を防止して美肌を目指しましょう♫
日焼けによるトラブルの解消には
ハーブピーリングのDEEP THERAPYがおススメです。
美肌を目指している方は、ぜひお試しくださいませ♫
